第4回中日韓芸術招待展がこのほど、上海で開幕し、8日から22日まで上海市長寧図書館で無料で一般公開される。同展では80人近くの芸術家の作品110点以上が展示され、これまでで最大の規模となる。同展は上海市市民文化祭と国家文化遺産デー記念のメインイベントの一環でもある。
第4回中日韓芸術招待展は「芸用の美」というてテーマで、中日韓3カ国の有名なベテラン芸術家や独創性に富む若手芸術家の作品を展示している。今回日韓両国からはいずれも優れた創意あふれる作品が出展された。日本の芸術家グループは東京タイプディレクターズクラブ会長、文化功労者の浅葉克己氏、芸術院会員、文化功労者の今井政之氏らが率い、平面デザインや陶磁器、ガラス、金工、人形といった様々な分野の芸術をカバーしている。そのうち、野田雄一館長が率いる日本初の公立ガラス芸術館である富山ガラス芸術館からは10人以上の芸術家が参加した。