創立以来、SACMは多彩なイベントや展覧会を行ってきており、国内外において大きな反響を呼んでいる。代表的なイベントや展覧会として、「楊麗萍服装展」「梁氏(梁啓超)一族コレクション展」「陳佩秋書画展」「梁思成?林徽因文献芸術展」「国際伝統芸術招待展」「国際(上海)無形文化遺産保護フォーラム」「国際(上海)文化観光振興特別活動」「国際子供イノベーション?アート招待展」「中国伝統芸術国際巡回展(アレキサンドリア?イスタンブール)」「国際ティーンエイジャー芸術?科学の普及展」「トルコ写真展」「インドネシア芸術展」「中国?スロバキア芸術合同展」「イラン絨毯展」などが挙げられる。その中に、「国際伝統芸術招待展」「国際(上海)無形文化遺産保護フォーラム」「中国伝統芸術国際巡回展」は、上海市「文化ブランド」および上海市「文化行動」三年計画プロジェクトとして認定された。
現在、胡錦濤前国家主席が福田康夫前首相に贈呈した「端渓鼓硯」の見本、清成哲親王の註解を加えた『文選』、梁啓超が書道代表作『臨張遷碑』、アルベルト?アインシュタインがサインした伝記、梁思成の著書『中国彫塑史』の手稿、楊麗萍ピーコックドレスなどのような国内外の有数の作品や工芸品を保存している。
上海芸術品博物館は、国際交流に力を入れており、すでに日本を含めて、イラン国家博物館、トルコ文化観光部など、60カ国以上にわたる研究機構?文化財機構?文化事業機構と交流協定を結んでおり、緊密な連携をとっている。館内では、日本、韓国、アメリカ、オーストリア、イスラエル、エジプト、イラン、ウクライナ、ロシアなどの国のアーティストの作品も保存している。